2011年3月21日月曜日

Meidän pitää jatkaa

ニュースを見る度に、なかなか事態が改善できない様子を感じます。
自分がここフィンランドでのほほんと過ごしていいのか、とも感じます。

ただ、先週始めた募金活動で、日本がまだ援助や世界からの注目が必要なんだということを少しずつでも知らせていくことが、私たちにできることなんだと自分たちに言い聞かせるしかありません。

こちらのニュースも先週前半までは日本のことがトップを占めていましたが、今はリビアのことや国内の選挙のことが多くなってきています。
メディアとはこういうもので、人々の関心もこういうふうに動いていくものなのだろうなあと、初めて実感しています。
対岸の火事以上に距離があるところではこうなるのが当たり前なのかもしれません。

今週も少しでも街に立とうと思います。

2011年3月18日金曜日

Mitä voin tehdä nyt.



自分に今できることといえば、これだけです。
街に立って、募金活動。
立っているだけで、街行く人々から温かい言葉をいただきました。

日本人とフィンランド人約10人で街のいろいろなところで立ちました。

土曜日にももう一回。

2011年2月28日月曜日

Enkeli


実は、私には1年半前くらいから妹がいます。
フィンランドに。
はるちゃん。
その妹から、素敵なプレゼントが届けられました。
きーーーーとーーーーーす!

今回はランダムな写真。
上は、友人Riittaの家に招かれたときのもの。
手前のカップは彼女が絵を描いて焼いた作品。
彼女の家へ行くと、必ず、シナモンロールとケーキが。
幸せ。
私の知り合いのフィンランド人の多くは、お花を食卓に飾っています。
シンプルで、私は好きです。


マイナス20度以下。空気が澄んでいます。

そんな中、空を見上げると・・・

天使が・・・


ここ数日は寒さもおさまり、マイナス一桁台が続いています。
温かく感じます。
慣れ、って強いです。

2011年2月18日金曜日

Penkkareita...abiturienttien juhlat

マイナス30度以下でも生きてます。


今週はずっと、マイナス20度以下が続いています。
一日中というわけではなく、例えば、
今朝の時点ではマイナス33度だったんですが、
昼間はマイナス18度まで上がっていました。
そして、夜はマイナス30度へ・・・
来週の後半には春に向かって温かくなっていくようです。天気予報によると。

日本の気温と比較すると、そんな寒いところで生きて行くことはできるの?
と思ってしまいますが、ここでは何度になろうとも
普段通りの生活が続いていきます。
香川県では25年ぶりの大雪が話題になっていましたが、
ここで雪が話題になることはあまりありません。
気温は、話題になります。どこまで記録的な寒さになるかということで。
25年ぶりの大雪ということで、そういえば・・・
小学校2、3年生のころに大雪で学校が休みになって、
双子の雪だるまを作った記憶が・・・それ以来の大雪なんて、さすが、讃岐!

ここ、フィンランドで学校が休校になることは考えられないそうです。
台風もないし、雪は当たり前だし。
生徒によっては住んでいるところがかなり不便で、
大雪になったりすると学校へ来られないという場合も出てきますが、
それでも学校はしっかり開いているということです。


今日の話題は、高校3年生。
前回のブログで、高校卒業前の試験についての話をしましたが、
今日はフィンランド全国で高校3年生が街の中心を
大きいトラックに乗ってパレードをする
penkkareitaというイベントが行われました。
ユヴァスキュラの中心でも、
ユヴァスキュラの周辺の高校3年生が様々なコスチュームに身を包んで、
トラックに乗ってまわっていました。
歌を歌ったり、何かを叫んでいたりしていました。
彼らは今週で学校の授業を終了し、
これからは卒業前試験受験をしたり、旅に出たりするようです。
このイベントのいいところ(私にとって)は、
彼らがトラックからキャンディーを投げてくれることです。



沿道にはたくさんの人たちが写真を撮ったり、
拍手をしたり、キャンディーを必死に拾っていたり。




最後に、いくら顔が痛いくらい寒くても、

フィンランドには太陽がもう一つ。
湖の上に。

因に、上のパレードはもちろんマイナス30度の中です。

2011年2月13日日曜日

Ylioppilastutkinto Somessa

フィンランドでは、秋と春の二回、Ylioppilastutkinto という高校卒業前の高校生を対象にした試験があります。元々は1852年に始まった試験で、これは、高校で必要な知識を習得できているかどうかを見るものであると同時に、大学進学の際に必要になるものです。この試験なしに高校の課程を終了することもできますが、大学などに進学する際にはその試験の成績が必要になるようです。この試験を受けて、進学などに有効な成績を得るには、母国語(フィンランド語またはスウェーデン語またはサーミ語)とあと3種類の試験の合計で最低4つの試験を受ける必要があります。3種類とは、二つ目の公用語(フィンランド語またはスウェーデン語またはサーミ語)、数学、外国語、そして、科学と人類学などの分野です。
また、日本のセンター試験とは異なり、最初に書いたように、この試験は秋と春の年二回行われます。そして、すべての科目が2日で行われる日本とは異なり、例えば、今年の春季の試験の最初2月11日に行われたのは、母国語(読解)の一種類だけです。試験時間も5〜6時間ほど設定されており、飲み物や食べ物を持ち込むこともできます。というか、必要です。(食べ物や飲み物の持ち込みに関しては、大学の普通の試験でも、当たり前のように許可されています。)
試験場はそれぞれの高校で、全国同時に行われます。2月11日に始まった春季試験は、次に2月14日、15日、16日とで、外国語や公用語の試験などが行われます。
そして1ヶ月後の3月中旬に、母国語の小論文や、科学、人類学などの分野の試験が日を分けて行われることになっています。
最終的に結果は、0、2、3、4、5、6、7の数字(偏差値のようにするのだと思います、自信ありませんが)で表されます。

左からLが7、Iが0です。

前に書いたように、これは大学進学ためだけのものではなく、高校最後の自分の到達度を測るものなので、これが、成績証明書のようなものに記録されるようです。

フィンランドで、高校卒業後にすぐ大学に進学する(できる)人は少ないです。進学前に少し働いて、自分で準備ができたら、この試験のポイントと、個別の大学や学部が主催する試験や面接を受けて、大学進学に挑戦します。
このあいだ授業を受けてびっくりしたのが、教育学部へ進学希望する人は、まず、全大学の教育学部が共通して主催する試験を受けて、その際に、希望する大学を3つ書いて提出し、試験に通った人は希望大学の個別の試験(面接、適性試験、小論文など)を受けて、それに通らなければならないそうです。2010年の試験では、フィンランド全体で教育学部に進学希望者は6500人。そのうち合格したのは全国で700人。数字だけからですが、精鋭たちなんだろうなと感じます。



話はがらっと変わり、生活の話。
最近、またもやマイナス20度の世界=天気最高。
太陽って素敵です。

外はマイナス20度でも、室内はプラス20度。
玄関を開けると、このように、コートや手袋、帽子などを置く場所があり、
そこで、靴も脱ぎます。


あと、共同の洗濯機。
予定表の希望日時に自分の部屋番号を書いて予約をします。
乾燥機もあります。


そして、洗濯の後は、お菓子を焼きましょう。
今回は、ライ麦と大麦の粉を生地にしたベリーのクランブルです。


2011年2月5日土曜日

Runebergin päivä

フィンランドの詩人で、現在のフィンランドの国歌の歌詞作者J.L. Runebergの誕生日は2月5日です。その日は、Runebergin päiväとなって、カレンダーにも示されています。
本来は、彼が示したフィンランド国への愛国心に感謝する日なのでしょうが・・・
私にとっては、年明けの1月から2月5日までの間だけ、お店で購入できるRunebergの奥さんが考案したというRunebergintorttu のほうがすごーく気になります。彼が毎日、朝ご飯に好んで食べたものらしいです。彼が甘い物好きで、何か甘いものはないか、と言われたときに、家にあるもので作ったのが始まりだそうです。というわけで、作り方はいたって簡単。粉・卵・バター類を混ぜ、オーブンで焼き、冷めたところに、ラズベリージャムとアイシングでデコレーションしてできあがり。これ専用の型もあるのですが、持っていないので、パウンドケーキの型に焼いて、切って作りました。これは好き嫌いがわりとはっきりしていて、好きな人は年中作るし、一年に一回で充分かなあと言う人も。


そして、Runebergin päiväが終わると、次に来る、お菓子関連の日は、Laskiainenです。
これは、キリスト教でいう謝肉祭で、復活祭となるPääsiainen(イースター)の7週間前の日曜日(今年は3月6日)から火曜日(3月8日)まで、しっかり食べて、それから復活祭まで断食をするという昔の慣習に沿ったものです。実際に断食をしている人を私は知りませんが・・・
そのLaskiainenに向けて、これからはLaskiaispullaというパンの中にアーモンドクリームと生クリームを入れたものが出ます。今年はまだ焼いていませんが、近々・・・

今日、ふと思いましたが、日本にも季節季節で甘いものが出回りますよね。
例えば、月見の団子、ひな祭りには桜餅、端午の節句には柏餅。
調べてみると、とらやのホームページに素敵な説明が。
とらやホームページ チェックしてみてください。
素敵です。ほんとに。

2011年1月29日土曜日

Suomen kasvatus / koulutus


この写真のように天気のいい日に走るのは最高です。
この太陽の高さでまだ昼の1時をまわっていませんが。

ここ半年くらい、週二回くらいの割合で友人と湖の周りを走っています。
しっかりお喋りしながら。
彼女は研究者としてユヴァスキュラに来ている日本人。
走りながら、論文の書き方やら調査の仕方など、
「リサーチ」というものの基本を質問したり、
アドバイスをもらったりしています。
お喋りの内容はそういう堅いことだけというわけはもちろんなく、
フィンランドでお互い暮らしてみてのおもしろエピソード交換とか、
なんで?という不思議に思ったことを自分たちなりに、
解釈、理由付けをして勝手に結論を出してみたり・・・

今日も一緒に走り、その中で、「教育」が話題に。
近年、フィンランドの教育水準の高さが話題になっていますが、
それは、できる子が多いのではなく、
きっと、いろんな子どもたちのニーズに答えられる柔軟性があるから、
そして、柔軟に対応できる適度な人口も関係しているのだろうと、
私たちは考えました。
人口を理由にしてしまうと元も子もないないのですが、
やはり、相手にする人数って大事なのだろうと感じます。
例えば、小学校、中学校、高校とそれぞれに、
授業の進度についていけていない子どもたちには、
別の教室が準備されていて、そこにはその教室担当の先生がいて、
先生が一人一人にかける時間を多く取れるようになっています。
そして、子どもが授業に戻ってもやっていけるくらいになったら、
元の教室に戻ると、いうシステムになっています。
また、高校では、日本でいう所謂、単位制になっていて、
毎年、自分のスケジュールに合わせて、
授業を組み込めるようになっています。
例えば、アイスホッケーを本格的にしている生徒の場合、
冬が忙しい時期なので、それ以外の時期に授業を集中的に入れて、
冬はアイスホッケーに専念できるようにしています。

また、高校以降の進路も様々で、
すぐ大学に行ける(合格する)人が少ないということもありますが、
それ以上に、何が学びたいかが自分で分かるまでアルバイトをしたり、
旅に出たりする人たちが多いです。
また、18歳以上の男性はは兵役があるので、
高校卒業後そのまま兵役に行く人もいます。
兵役は180日、270日、362日と場合によって分かれていますが、
兵役の代わりに、社会奉仕を362日するという選択肢もあります。
日本のように、高校卒業後にすぐ次の学校へ進学しなければならない、
という雰囲気はありません。
日本も、法律に書かれているわけでもないのに、
進路の選択肢に進学と就職しかないのが現実なような気がします。
それが悪いわけではないですが、
他の選択肢を提供できる社会、
受容する社会になるともっと、
興味深い進路選択になるんじゃないかなあと、
ふと考えてみたりもします。みなさんはどうですか?

明日、1月31日は、ユヴァスキュラ周辺の学校でかつて教えていて、
今は退職された先生方が集まる会で日本の学校教育について話してきます。
パワーポイントはできてるし、
フィンランド語ぺらぺらの友人も一緒だし、安心すればいいのですが、
いい加減なことも言えない(もちろんですが)しなあと思いつつ、
これからパワーポイントおさらいです。

下の写真は、今回の文章の内容には関係ないのですが、
この寒いフィンランドでいかに子どもたちや家族が外で過ごし、
どんな防寒着を着ているかの紹介です。

ここに時々登場するRiinaと彼女の息子Eetuがそりに乗って滑る滑る。
私も乗りましたが,怖かった・・・スピードが半端じゃありません。

そして、これはEetu(5歳、左)と
彼の弟Tino(1歳半、右)の外出時の格好です。
寒さ対策はばっちりです。


あと、これでもか、と積もった雪。

このバイクは春までおあずけです。