2011年7月22日金曜日

Kohta lähden Japaniin osa 1


フィンランドでの2年間の学生生活もあと3週間です。
長いと思っていた2年間、過ぎてしまえばあっという間です。
年齢を重ねるごとに、時間が短く感じられるとは分かっていましたが、
今回、その事実を今まで以上に実感しています。
ある友人が言いました。
「昔、おばあちゃんが、人生とはトイレットペーパーのようなものだと、
言っていたよ。芯に近づいていくにつれて、
なくなるスピードが早くなるでしょ。」と。
なるほどーと思います。

2年前、日本を出発し、フィンランドのユヴァスキュラに到着し、
窓からの景色がすべて森、という学生寮での生活が始まりました。
友人と森に散策に行き、
そこで、野生のブルーベリーを初めて見たことを思い出します。
夏の終わりだったので、もう食べられる状態ではありませんでしたが、
そのときに、次の夏にはブルーベリー狩りをしよう!っと一人、
わくわくしていました。
そして、次の夏、母と叔母たちとしました

↑ で、今年もしました!

これから3週間、少しずつ、ここでの2年間を振り返っていきたいと思います。
ほんと少し、ずつです。

2011年6月14日火曜日

Ylioppilasjuhlat

6月はフィンランド語でkesäkuu (夏の月)。
日本では梅雨の今が、フィンランドでは本格的な夏です。
小中高は6月第1週で修了し、8月上旬までお休みです。
どの学校でも、最終日の次の土曜日に終業式のような集まりがあります。
小中では、生徒のグループによる音楽やダンスの発表会があり、
みんなおめかしをして参加します。
土曜日なので、多くの家族も参観に来ます。
高校では、以前にお話ししたylioppilastutkintoをパスして、
晴れてylioppilas(高校修了者)になった学生を対象にした式典が行われます。
ここで、一人一人が校長先生から修了証書と、
担任の先生から白い帽子を受け取ります。

今年は時々お邪魔させてもらっている高校の式典に参列させてもらいました。

(そのときのビデオがあるのですが・・・
アップされず。また挑戦してみます)

みんな堂々としていて、一山を超え、これからは独立した人生を
送っていくんだなあと感じました。
式典では、コーラスグループによる楽しい演奏や、
校長先生のユーモアたっぷりのスピーチ。
卒業生代表のスピーチ。
そして、50年前と60年前の卒業生も何人か招待されていて、
その代表者の方々のメッセージもあり、とても温かい式典でした。
特に、60年前の卒業生代表の女性のスピーチは、
「今を生きなさい!」という内容で、私もうるっときてしまいました。

アメリカの高校の卒業式では、やった!卒業したぞ!
という意味で、かぶっている帽子を空に投げますが、
フィンランドの高校の卒業式では、
受け取った白い帽子を全員が受け取り、席に戻ったあとに、
校長先生の"Te olette ylioppilaita"(皆さんは、高校修了者です)
というかけ声に続き、一斉に帽子をかぶります。


この式典後、各自の自宅で家族や友人とのパーティー、
そして、夜にはナイトクラブデビューをするようです。

この式に参加しながら、日本の卒業式を思い出しました。
私が担当した3年1組(もう24歳!)、3年3組(おっと23歳!)、
3年4組(え、21歳!?)の生徒たちはどうしているんだろう。
また会いたくなりました。

2011年5月12日木曜日

Aurinko on täällä!


湖の氷も完全に融けました。
気温も日中には20度近くにまで上がります。

もう5月中旬。
ということは、荷造りをして、フィンランドを出るまで3ヶ月を切りました。
2年間、早いです。

この靴は、2009年にフィンランドへ来たときから、
大学キャンパス横にある木にぶら下がっています。
冬、この靴に雪が大量に積もっても、枝から落ちることはありません。
いったいいつからあるのでしょうか。

そんなユヴァスキュラで最近目にしたもの、イベントを少し紹介。

ユヴァスキュラは近年、コーラスグループが熱心に活動しているようで、
先月にあった、フィンランド一番のコーラスグループを決めるコンテストで、
トップ3に残ったグループのうち2グループがユヴァスキュラ発。
その1つが優勝しています。
優勝を逃したグループはユヴァスキュラ大学の学生の集まりです。
そんなこともあり、先日、大学構内のメインホールで、
2グループのコンサートがありました。

こういう機会が普段着感覚で経験できること、ユヴァスキュラに感謝です。

そして、日本の感覚では少し遅いですが、
北欧にもツクシが!
ゼンマイも発見しました。

フィンランドの人たちは森にあるものをいろいろ食しますが、
ツクシやゼンマイとかはどうなんでしょうか。

天気のいい日には、湖沿いの芝生に水着姿で日光浴する人たちが
ちらほら出現し始めました。もう、夏はすぐそこ。
かな?

2011年5月2日月曜日

Hauskaa Vappua!


5月1日メーデーの前日4月30日は毎年、Vappuaattoです。
ここでは、前年までにlukio(日本でいう普通科高校)を卒業した人たち、
すなわち、老若男女を問わず、が、
卒業のときのもらう白い帽子をかぶるイベントが行われます。
フィンランドの各街で、そこの中心部に集まり、
銅像などに、帽子をかぶせて、みんなでお祝いします。

同時に、みんなでスパークリングワインなどでかんぱーい!
↓ オット君、すでに酔ってます。

このイベントは、みんなで集まって飲むための、良い「口実」です。


Vappuaattoに夜遅くまで盛り上がっても、
次の日は、メーデーの集まりがしっかりあります。
労働者団体の代表の挨拶に引き続いて、ミニコンサートが。
一つ目は、地元ユヴァスキュラのグループ。
おじちゃんやおばちゃんがかわいかったです。
上手だし。


そのコンサートを最前列で鑑賞する、主催者のおじさまたちの背中。


2組目は、メジャーに活躍しているHaloo Helsinkiというバンド。
10代の若者に人気のようです。
すごく盛り上がりました。


道端には春がしっかり見えるようになりました。

夏はもうすぐそこです。気持ちの中では。

2011年4月26日火曜日

Pääsiäisenä 2011



復活祭の週末、フィンランドでは金曜日から月曜日まで4連休になります。
今年の復活祭は4月の第4週。
昨年は4月4日。今年は約3週間遅いです。
毎年替わるようです。復活祭の日程をチェック。

もう5月がすぐそこ、という時期での復活祭の休みだったこともあり、
気温がかなり上昇しました。最高で20度近くまで。

雪も日陰以外では完全に溶けています。

冬に完全に凍っていた湖も、
手漕ぎボートで氷を割りながら、進んでいくことができます。


屋外でランチも!

今週後半からまた少し天気が崩れるみたいですが・・・

2011年4月18日月曜日

Vaalien Tulos



総選挙の結果が出ました。
投票率は70.4%。
上の写真の左上から右へ獲得議席数順に並んでいます。
左から3番目が前回名前が出た「真のフィンランド人(perussuomalaiset)」です。
数字を見て分かるように、前回から議席を34も伸ばしています。
彼らは、EUへの懐疑心を強く打ち出していて、
EU加盟国であるポルトガルやアイルランドの財政危機支援
などへの反対を掲げています。
NATOへの参加も反対の立場です。
今回の選挙結果で彼らが国会での発言力を強めたことによって、
国会での様々な議題の議決に時間がかかることが予想されそうです。
また、移民対策にもこれから変化が出てくるような気がします。

今回の選挙では新しく国会議員になった人は84名。
199名中84名ということは、半数近くの顔ぶれが変わったことになります。
(国会議員数は200名なのですが、今の時点で国会議長を務める人
は選挙に出ないそうです。というわけで、
今回の選挙で選ばれた人は199名となります。)
新しく議員になった人の中に、
初の黒人(父親がケニア人、母親がフィンランド人)議員Jani Toivolaさんがいます。
これまでもTVや舞台で活躍したきた人です。
日本語のウィキペディアにも少し紹介されています。

前回、フィンランドの選挙を初めて見て気づいたことを少し挙げましたが、
もう一つだけ紹介させてください。
それは、各党の党首の年齢です。
上の写真の左上の人から42歳、35歳、48歳、42歳、
下の段の左から34歳、38歳、43歳、51歳です。

日本の政党の代表の年齢と比べてどうでしょうか?

この違いがどうなんだと言われると、うーっとなりますが、
それぞれの国の個性を表すものではないかなと感じます。

みなさんはどう感じますか??



↑はこれからの国会での座席配置です。

また、現在の総理大臣Kiviniemiさんが引っ張る党が第4党になったことで、
次の総理大臣はだれになるのでしょうか。
もう分かっているのかどうか、
私にはフィンランド語の記事が読み切れていません・・・

↓は開票風景です。
TVで見た感じでは、楽しそうでした。


あと4ヶ月弱でフィンランドを去りますが、
新体制になったフィンランドがどういうふうに進んで行くのか、
これからも追って行きたいです。

2011年4月13日水曜日

Eduskuntavaalit

今週末の日曜日(4月17日)、フィンランドの総選挙があります。
街中では各党のテントが立って、
そこでコーヒーをふるまったり、
新聞には各候補者が意見を投稿したり、
道端には、各党の候補者の顔写真と投票する際の番号が載った
選挙ポスターが出ています。

日本と異なるところは・・・・静か。
選挙カーで回るということはなさそうです。
候補者の写真を大きく掲げたヴァンが走っているところを
たまーに見かけることはありますが、静かです。


あともう一つ違うのは、期日前投票が、
街のいろいろなところでできるところです。
大学の図書館や街の図書館、郵便局、
そして、ショッピングモールでも、できます。
投票日の2週間前から今日(12日)までできます。

↓ 大学図書館ロビーの投票所

大学の図書館にあると、学生も簡単に行けて、
自分たちも参加しているんだということが、感じられていいと思います。
期日前投票も最近始まったらしく、投票率を上げるためだったようです。

TVでも今は期日前投票へどのくらいの人が行ったとか、
大統領も投票日当日は忙しいから、期日前投票をしたとか、
この間までどんどん支持者を増やしてきていた
「真実のフィン」党(移民者に対して厳しい)の勢いが弱まってきたとか、
選挙一色です。
その間に、世界の情報(日本の原発や地震情報も含め)を報道する感じです。

詳しいことはEduskuntavaalitでチェック!
フィンランドの議会制についてはEduskuntaをチェック!

一つ気づいたこと。フィンランド語で投票するとはäänestääです。
ääniは「声」という意味で、「声」を上げる、「声」を聞かせるという意味で
äänestää という動詞が生まれたのではないかなあ。

日本語の「一票を投じる」よりもフィンランド語のäänestääのほうが、
なんとなく自分の「声」が政治に影響するという感じがするのは、
私だけでしょうか。

選挙結果がどうなるのか、その報告はきっと(多分)次回。