暦の上では６月２１日が夏至ですが、フィンランドではその週末土曜日がJuhannuspäiväと言って、夏至のお祝いをする日になっています。金曜日の夜に家族や友人と集まり、BBQをして、湖周辺で焚かれるかがり火(kokko)を観に行きます。
私にとっては初めての夏至祭。友人パウリーナ＆タネリ夫妻宅でBBQをして、ビールを飲んで・・・雲行きが怪しかったので雨の話になり、「日本の雨は粒が大きいよね。だから日本人はみんな傘をよく使うのかなあ」「フィンランドではシャワーって感じだから、傘をさす人はあまりいないよね」みたいなことを話していました。
さて、夏至祭本番・・・今年のユヴァスキュラはBBQの時間には天気は保ったものの、かがり火の時間（P＆T宅近くのかがり火は２２時）が近づくと、室内にいても分かるくらいの雨音が・・・「これ、日本の雨と一緒やん！」というくらいの土砂降り。正直、フィンランドに来てからこんな土砂降りの雨は初めてでした。でも、とりあえず夏至祭だし、いつもの場所へ観に行こうということになり、カッパ＆傘で出かけました。途中ですれ違う親子連れは近くへ行ってみたけど、今年は無理だろうと判断した模様。それでも私たちは前進。かがり火の準備がされた場所に着くと人っ子一人いません。でも、係のお兄さんがにこにこしながら歩いてきて、「挑戦してみる！」と。
お兄さん灯油を蒔きました。
点火！！！こんな雨でも燃えた！！！
土砂降りの雨の中のかがり火。
珍しい経験をさせてもらいました。
