2010年12月7日火曜日

Suomen Itsenäisyyspäivä ja pikkujouluja

12月6日はフィンランドの独立記念日。
ということと、友人の誕生日会を兼ねて、ケーキを作りました。

この独立記念日の夕方6時ころから大統領のlinna
(城という意味ですが、迎賓館のようなところだと思います。)
で、退役軍人や、政治家、各国大使、そしていろいろな分野で
活躍している人たちなどを招いての晩餐会があります。
そこでは、招待客が大統領夫妻と握手をするところから始まります。
ただ、招待客の数は2800人。
そして、それをTV中継しているところを家族や友人たちと集まって鑑賞し、
招待客の衣装に関してゴシップをするというのが、「伝統」だそうです。
今年は私も観ました!!!
上の写真は現大統領夫妻を中心に前大統領と前々大統領夫妻の写真です。
現在の大統領はTarja Halonen、女性です。
彼女がフィンランドの初めての大統領だそうです。
2800人と握手なんて、どんな感じなんだろう。
日本では12月は師走の月ですが、フィンランドでも、
なんとく同じような雰囲気があります。
12月に入ると街全体がクリスマスモードにがらりとギアチェンジします。
街の中心の教会の大きなもみの木がクリスマスツリーに模様替えしたり、
民家やアパートの窓から、キャンドルの形をしたライトがお目見えします。
下の写真をクリックしてみてください。窓に見えるのが、ライトです。
なぜ、あの形なのかは分かりませんが、これが主流です。

そして、これは去年のブログにも登場しましたが、joulutorttu。
いろんな形ができます。
こちらの良いところは、クリスマスの食事やデザートは
ほとんど全て手作りということ。
日本はケーキ屋さんが完璧過ぎて、なかなか太刀打ちできませんが、
フィンランドでは皆、手作りが当たり前なので、
男女関係なく、ベーキングもします。
小さいころから家庭でしてきているからだと思います。

そして、またまたpiparkakkutalo!!!
今回は30代の女性が集まり、皆真剣に約3キロ分の
生地を使っていろんな型にして楽しみました。


さあ、明日からはフィンランド語の試験3日間連続です。
そして、プレゼン・・・
この週末に得たエネルギー(カロリー)でがんばるぞー!!!


2010年11月30日火曜日

Gradun aine on nykyisten Japanilaisten vaihto-opiskelijoiden mieliä Jyväskylässä

修士論文のテーマは、ユヴァスキュラ大学で交換留学生として来ている日本人大学生のコミュニケーションスタイルの変化についてです。実際に変化がありかどうか分かりませんが。

今年は日本の3つの大学から計5人の大学生が来ています。
8月に来た時点で、まず、インタビューをして、秋学期が終わろうとしている今の時期に二回目のインタビューをして、その中から、同じ部分だったり、変化しただろうと思われる部分を分析していく形です。
今回の研究のポイントは、フィンランド人学生の視点も取り入れるところにあり、4人のフィンランド人学生にもインタビューをお願いしました。
彼らが実感した日本人学生のコミュニケーションスタイルへのコメントはすごく興味深いものでした。

フィンランド人学生とは1回のみです。
8月に日本人学生のインタビューを行い、
その結果を元に、フィンランド人学生へのインタビューを構成し、
行い、その結果を元に、日本人学生の二回目を行いました。
昨日、二回目が全て終わり、
さっき、インタビューを英語で書き落とす作業が終わったところです。
インタビューは、一人一人、1回1時間以上もかかるのに、
みんな嫌な顔もせずに協力してくれて、ほんとうに感謝です。
みんな質問に対して真剣に考えて答えてくれました。

論文に関連する回答に関しては、もっとまとまってからにします。
ただ、ここでは、今回の経験で、私自身がいろいろ考えたことを少し書きたいと思います。
いろいろ考えたと言っても、一つのことです。

これは日本だけの流れかどうか分かりませんが、ここに来ている日本人大学生からの情報から私が勝手受けた印象ですが、彼らは、常に自分の将来について考えることが当たり前という中にいるんだなあと感じます。考えること、すごく大事なことだと思います。

そして、私自身が学生時代に、
将来について全く考えていなかったことを思い出す機会になりました。
反省しつつ、大学時代のモンゴル科の同級生に、
「最近の学生はしっかりしとるんでー」と話したくなります。
今から15年近く前の大学では、キャリアガイダンスみたいなのもあまりなく、良くも悪くも、のんびりしていたような感じがあります。大学という場所に守られていたような。これを読む、東京都北区の西ヶ原キャンパスを知る人たちには、同意を得られるはず!です。

時代に流されるわけではないけれど、
それなりに、自分が日本の学生がすべきと考えられていることをしっかりし、
同時に、ここフィンランドでプラスアルファの生活を経験している彼らには、
「すごい」の一言です。
もしかしたら、彼らの基準では、当たり前なのかもしれませんが。

論文のためのインタビューはもう今回で終わりですが、
実は、これからもどんな変化をたどるのか見て行きたいと思っています。
なんとか、フォローアップデータとして残せたらなあと。
また、来学期に頼んでみたいなと思います。帰国後の流れも気になるし・・・

今回インタビューさせてもらった一番若い学生は2年生。
3年4組で2年前に卒業した生徒と同い年・・・みんなしっかりしてるわあ。
4組の子たちはどうなっているだろう。

彼らには私からは一言だけしか言えません。
「大切なのは焦らないこと。焦らなければきっと・・・」映画『めがね』より。




2010年11月28日日曜日

Onko tämä talvi kylmempi kuin viime talvi?!


今日は朝からマイナス20度近くでした。
今日の夜はマイナス23度の予報。
朝10時、ランニングに出発。
確かに寒い。
でも、いつもと異なるのは、睫毛が凍る感覚。
鼻水もすぐに凍りそうな感覚。
そして、前から走ってくるおじさんの口ひげが白くなっているという現実。
自分の顔を何度も触りながら走ったことは、言うまでもありません。

こんな寒さの中でも、湖周辺には、散歩やランニングをする人たちがいつもと変わりなくいるのが、フィンランドなのかもしれません。

この画像は、風の強い日の朝、
凍り始めた湖の上を雪が風に飛ばされているものです。

おっと、忘れていました。
先週、他のグループのプレゼンを聞きました。
私たちのグループが一番だよ!という自信・・・
自己満足にしておきます。
みんな、すごいです。なんであんなに話せるの?!
はい、私の努力不足です。


2010年11月23日火曜日

Opiskelijan elämä ja toinen talvi Suomessa

フィンランドでの2度目の冬、本格突入です。
去年のブログをチェックしてみましたが、
今年のほうが、冬が早いような。
夏が歴史的な暑さだったから、冬も歴史的な寒さに?!
昨冬は30年以上ぶりの積雪だったはずなんですが。
雪が降って、除雪車が入ったあとは、「石ころ蒔き車」が登場して、
この上にあるような砂利を蒔いてくれます。
これは、「蒔く」?それとも「撒く」?
このおかげで、滑りにくくなります。ありがたや。
教室からの風景。
これは確か、昼の12時前。
この時点で黄昏時って感じです。

では、場所を移動しまして・・・大学図書館。
これは、本の貸し出し&返却場所です。
まず、貸し出しの場合、借りたい本を選んで来て、
右のパソコンの前にある別の小さい機械に学生証を入ます。
そして、スクリーンのcheck out をタッチして、
借りたい本をパソコン下に置きます。
すると、パソコンのスクリーン前にある青い機械が、
本のバーコードを読み取ってくれます。
そして、学生証を抜いたら、レシートが出て来て、貸し出し完了。
返す時は、スクリーンのcheck inをタッチして、
本のバーコードを読み取ってもらい、
写真の左にある返却口に本を滑り込ませれば完了。

これは、新聞コーナーを上から撮影したもの。
フィンランド中の新聞から、
外国語のものもたくさんあります。
中国語もありますが、残念ながら、日本語はありませぬ。
図書館は全体的に吹き抜けになっていて、開放感があって、好きです。
常に、学生たちでいっぱいです。
ちょっとした、学生してます、リポートでした。

そして、今日、フィンランド語3のグループ発表を終えました。
ほっ。
プレゼン風景写真を、と思ったのですが、
すっかり頼むのを忘れていたので、ありません。
まあ、自分たちでは、「うちらが一番だよ」と驕ってます。
自信だけは一人前のグループです。
イタリア人のVirginia、ヴェトナム人のThanh、
チェコ人のHana、と日本人に私のグループです。

このプレジェクトはグループでフィンランド国内を旅する計画を立て、
計画レポートを先生にメールで送り、
プレゼンでは、実際に行ったというフィクションを発表するものです。
私たちのグループはユヴァスキュラから北東へ列車で
1時間半くらいのところにあるクオピオという街を選びました。
4日間滞在するという計画で、一人が一日を担当しました。
これは、作ったパワーポイントの1ページ目です。

MATKAPROJEKTI

KUOPIO

12. 7. – 15. 7. 2010

Virginia, Kanako, Thanh, Hana


ちなみに、「うちらが一番だよ」というのは、
まだどのグループも発表していない時点での発言です。
VirginiaとHanaが正規の発表の日に授業に来られないということで、
私たちのグループが先陣を切って発表しました。
これを書いている時点で、他には誰もしていません。
さて、この発言の正否は・・・。

2010年11月18日木曜日

Oho! Talvi on täällä!!!

これから来週の月曜日までの週間予報です。
おーっほ。気温、いい感じで下がってます。

そして、今年もシーズンに入った、アイスホッケーの試合を観戦しました。
ユヴァスキュラのチームJYPと、ヘルシンキのチームHIFKの試合でした。
今年もユヴァスキュラのチームは今のところ、上位に位置しています。
昨日の試合も相手がHIFKということで、普通の日なのに、満員でした。
整然と座って観戦。
私たちがいた席は安い自由席(立ち見席)だったので、
2時間以上、立ちっぱなしで、足が棒でした。ほんとに。

試合風景。

アイスホッケーは1ピリオド20分を3ピリオドする形です。
間に、15分の間があります。
今回の試合は、1点入れては入れ返され、また1点入れては・・・
と3ピリオド終了した時点で3ー3の同点。
どうなるのかと思っていたら、5分の延長戦(この場合、4人対4人)。
サドンデス制です。
それでも、決まらず、結局、サッカーで言う、PK戦へ。
結局、それで、HIFKが勝ち、最終スコアが3ー4という形になりました。

蓋を開けてみると、この試合が、
今シーズンのJYPのホームゲーム初の負けだったとか。
でも、フルに試合を観ることができて、楽しかったです。
試合終了の握手。
そうそう、このブログに時々出てくる、
Riinaの妹さんの旦那さんのAnttiも出てました。
普段のAnttiはもの静かな人で、
プロのスポーツ選手っていう感じもしないのに・・・
さすが、プロです、スケート上手だった。
当たり前だけど。

2010年11月14日日曜日

Silti ei ole vielä joulukuussa

全快とまではいきませんが、声はほぼ完全に戻ってきました!
常に体調を崩す事が少ないと、
一度崩すと、かなり弱気になりそうになります。
でも、室内でじっとしているほうが体に悪そうなので、
ハスキーな声で授業に参加し、ハスキーな声で友人と語り合い、
ハスキーな声で友人と一緒に走りました。
サウナにも行きたかったけど、呼吸を深くすると、
咳き込むことが多かったので、80度くらいのサウナに入るのは、
今週はあきらめました。来週こそは!

まだまだ11月ですが、フィンランドの街や家庭では、
クリスマスに向けて、どんどん雰囲気が変わってきています。
家にはクリスマスらしいイルミネーションが出て来たり
(さりげない感じです。)、街は買い物客で賑わっていたり・・・

もう少しすると、クリスマスマーケットという、
手作りの品物を販売するイベントが
週末ごとに開かれるのではないかと思います。

そんな私は、クリスマスに欠かせない、
Piparkakkutalo(お菓子の家)のシンプルバージョンを作ってみました。
まず、ジンジャーブレッドクッキーを焼いて、
カラメルを作って、クッキーたちをくっつけました。

できるかどうか不安でしたが、なんとか、建ってます。
じゃじゃーん。

次回は、デコレーションして豪華なPiparkakkutaloにしようっと。

2010年11月10日水曜日

Kurkku kipeä

週末から喉の調子が悪く、声も出なくなり、
月曜日に大学の健康センターへ行きました。
ここでは、朝8時から10時半まで、健康相談という形で、
看護士さんとの面談ができ、
その他、医者に診てもらわなければならない場合、
予約を入れて、診察をしてもらうという形です。

私はまず、朝一番に行き、看護士さんに喉をみてもらったり、
症状を説明したりしました。
念のために、検査をと、他の部屋に行き、
喉の成分を取ってもらいました。

そして、昼過ぎに電話があり、結果を知らされました。
で、「陽性」だとのこと。
お医者さんに診察してもらって、
薬を処方してもらわなければならなくなりました。

幸運なことに、緊急扱いをしてくれて、
電話をもらってから1時間後に診てもらえることに。
(普段は、予約でいっぱいなのです。)

で、お医者さん曰く、「バクテリアが喉に・・・」。
そのバクテリアを退治するために、
ペニシリンを処方してくれました。
要は、抗生剤。
そのまま、街の薬局へ行き、ペニシリンをゲット。

ここまでで、私が支払った金額は、ペニシリンの7ユーロのみ。
大学の健康センターさまさまです。

薬を飲み始めて今日で2日目です。
喉の痛みは少しはましになってきましたが、
まだ声は戻ってきません。
授業で発言するときにも、
皆が、「おいおいどうした?!」という感じです。

言いたい事がたっくさーんあるのに話せないって、つらいです。
言語の問題じゃないのにー。


声が出なくても、ケーキは焼けます。
そして、もちろん、食べられます。


2010年11月1日月曜日

Talviaika 31-10 〜

今日から冬時間になりました。
昨夜寝る前に時計を1時間前にずらしました。
少し得した気分。
以前にも言ったとは思いますが、
「時間を夏に近づける」んです。
冬時間の場合には、過去の夏に近づけ、
夏時間の場合には、未来の夏に近づける。
今日から日本との時差は7時間です。

昨夜、1時間余分に寝られる!
と得した気分になり、目覚ましを合わせていた私。
目覚まし時計は、日本で使っていた携帯電話。
時間は日本時間のまま。
朝7時に起きるには、その携帯電話の時間では、
これまでの夏時間では13時に合わせていました。
で、昨夜、いつもより1時間ずらしました・・・

朝、目覚ましが鳴り、ぼーっとして、部屋の時計を見ると・・・
5時。
逆にずらしていました。
もちろん、そのまま目覚ましを合わせ直し、
+2時間寝ました。

話は変わって、今日はハロウィーン。
いつもお世話になっているRiinaの家族の息子Eetuの誕生日が
11月1日ということで、今日、誕生会を開き、お邪魔してきました。
Eetu

Eetuの友達(5歳〜下は1歳まで)が多分ピーク時には
15人はいたのではないかと思います。すんごく賑やかで、
まともに話もできないくらいでした。
でも、おばあちゃんやおじいちゃんも来ていて、温かいものでした。

Riinaが作ったケーキ


ケーキ、食べないわけがありません。

Riinaと旦那さんのTomi

2010年10月24日日曜日

Satoi Lunta taas Lokakuussa...

朝、カーテンから少し透けて見える外の「色」が
なんだか一色になっているような感じがして、
おそるおそるカーテンを開けると・・・
OHO!

今月の前半の雪よりもしっかりと積もっています。
昨夜の2時ころには降ってなかったのに、
数時間でこんなに積もるなんて、自然って強い。

この上の写真の奥のほうに、除雪車が。
人の往来が多いところには、早速、除雪車が入って、
ざーっと雪を横にやってくれました。

除雪車が入っていないところ歩くのは、いい筋トレなんですが。

風上の面だけ雪がくっついております。

昼間には太陽も出て、気温も3度くらいに「上がった」ので、
雪は融け始めています。
こんな雪の日は、サウナと折り紙で。

2010年10月21日木曜日

Sähly

今学期、フィンランドの球技を少しずつ体験できる授業に参加しています。
最初は、去年の秋に少し紹介した、
Pesäpalloというフィンランド流の野球です。
日本の野球とはかなり違う気がしますが、
戦術と戦術の闘いの感じは、野球と同じかもしれません。頭使います。

そして、今日はSähly。日本ではフロアボールと呼ばれているようです。
フロアボール ← ここからチェック。日本にも協会があるようです。
先生によると、フィンランドでは、
小学校や中学校の体育の授業でさかんだそうです。
誰でもできるのが強みかもしれません。私でもできたのだから。
フィンランドの少女チームの練習風景 ← 観てみてください。

日本の体育でもないかなあ。

2010年10月20日水曜日

Miesten Vuoro-Leffa

映画を観ました。
去年、フィンランドで話題になって、いろんな賞をもらった作品です。
一言で表現すると・・・
「フィンランド人男性とサウナ」
です。
もちろんフィンランド語で、字幕もスウェーデン語だけだったので、
全てを理解することはできませんでしたが、
自分なりに勝手に解釈して満足しています。

作品は、淡々と進みます。
サウナで男性たちが語り合う、
時には、いろいろ思い出して涙することも。
フィンランドが愛しくなる映画だなと思いました。

Miesten Vuoro  ← ここからトレーラーが観られるはず。
でも、18歳以上の制限が。裸なので、サウナでは、みんな。

作品の最後の献辞。
「フィンランドの全ての男性に捧げる」



2010年10月17日日曜日

Sumalaiseksi Elämä

雪は降りましたが、
また、温かく(とはいっても、+5度くらい)なっています。

夏に収穫したベリーを作って、簡単なケーキを作りました。

そして、金曜の夜に開催されたフォークライブ。
ダンスが見物でした。
こういうの、好きです。

2010年10月12日火曜日

Ensimmäista lunta tai räntää

朝、窓から外を見ると・・・
10月半ばに、初雪です。

天気予報が火曜日あたりに、と言っていました。
大当たり〜

きっと、今回のはいつか一回融けてしまうんだろう。
そして、本当の「冬」が来れば、
きっと、しっかりした雪が降るんだろう。

2010年10月7日木曜日

莫山先生




今回は書道家の榊莫山先生の訃報を聞いたので書いています。

高校の選択授業で書道を選択していた私にとって、
莫山先生は衝撃的な作品を書き上げる人でした。
作品だけでなく、風貌も忘れられません。

今月初めに亡くなって、84歳とありましたが、
今から15年以上前、私が高校の授業で見た映像に映る莫山先生は
すでに80歳くらいに見えたような。

そのときは、書道界の異端児だったことなども知らず、
ただただ、ダイナミックな字を書く人だなあ
という印象しかありませんでした。

お亡くなりになっと聞いて、また、あの莫山先生のビデオを見たくなりました。
先生の笑顔、最高です。忘れられません。


2010年10月4日月曜日

Korvapuustipäivä

10月初旬だというのに、すでに秋は深いです。

こんな秋の台所では・・・
オーブンの使用が盛んになります。
そのきっかけになるのが、
Korvapuustipäivä(シナモンロールの日)。
今年は10月4日です。
焼きました、焼きました。
フィンランドのシナモンロールの特徴はスパイスとして、
生地に粗挽きカルダモンを入れること。



オーブンへ入る直前のkorvapuustiたち。そして、焼き上がり。
ほくほくのうちにコーヒーをお供にいたーだきます。

フィンランド語での意味は、「げんこつでたたかれてつぶれた耳」。
形からそう呼ばれていると思います。
実際、この成形をするとき、指で一部をつぶします。


ここからは番外編。
小豆を煮込み、あんこを作り・・・
Korvapuustiの生地の残り(もちろん、わざと残しました。)
との絶妙のコンビネーションで、
あんぱーん!!!!
こちらは、熱い緑茶とともに。うましっ!

2010年10月3日日曜日

Lokakuu on alkannut

ここ、フィンランドでは、学生団体主催のパーティーがよく木曜日に行われます。
なんで、金曜日ではないの?!と思いますが、木曜日なんです。
『若者』は参加しています。
ほとんどのパーティーはテーマがあり、最近のものはmustache 「ひげ」。
みんな、ひげを描いて出かけて行きました。
私は、パーティーに繰り出す彼らを見送り、しっかり睡眠。
昔の若者は今は夜の空に広がる星や月を観るだけで満足。
そして、睡眠は本当に大事。

睡眠の前に外にいると・・・

月二つに一度に遭遇。

もう、霜も降りています。ここ、フィンランドでは。
朝の湖からは蒸気が上がり、
幻想的な雰囲気を朝から味わうことができます。

森へ出かけると、「コンコンコンコン・・・」という音が。
音の主は ↓
ご苦労様です。

2010年9月27日月曜日

Aurinko on täällä....Mennäänkö sieniään??

ずっと愚図ついた天気かと思っていたら、
だんだんと気温が下がり始め・・・
ということは、快晴!!!
(快晴ということは、気温下がります、はい)
ちょうど日曜日だったので、午前中からウキウキして外出。

太陽って素敵です。

そして、きのこ狩りに!!
去年は食べられるきのこを見分けることができず、
そのまま時期を外してしまいました。
今回は、フィンランドでの最後の秋ということもあり、
逃すものか!と、きのこに詳しい友人と森へ。
これは、すごく小さいもので、プチ群生しています。
名前、忘れましたが・・・
今晩のスープ用です。

きのこたちの多くは、一つの周りに円を描くように生えています。
ほとんどは、「悪者」きのこですが。
食べられないきのこは、「悪者」と命名。

巨大ポルチーニを発見!!!
ですが、長い雨の中で成長しすぎて、
収穫できませんでした。

森の中で、「ライバル」のフィンランド人のおばちゃんに遭遇。
おばちゃんよりも先回りせねばと歩いたところ、
迷子になるところでした。

今回はいろいろな種類を収穫できました。
今は、小さく刻んで、乾燥中です。
食料、食料。

2010年9月23日木曜日

Onko syksy loppu jo??

今日チェックした天気予報。
これによると、土曜日と日曜の夜は氷点下1度・・・


笑うしかありません。

2010年9月15日水曜日

Syysykuu on jo syksy Suomessa.

9月に入り、授業が再開されました。
久しぶりのフィンランド語の授業では
最初はついていけるかどうか不安で緊張しましたが、
ぼちぼち、やっていけそうです。
今学期はフィンランド語3です。
ただ、クラス内でのフィンランド語レベルの差も歴然で、
達者な人から,私のように、まごまごと
おぼつかなく話す人と、いろいろです。
おそらく、達者な人たちは4へ変更するのではないか
と予想(期待)しています。

新学期と言えば,新入生です。
夏の間は閑散としていたキャンパスが
最近は学生でいっぱいです。
学食も長い列ができると皆嘆いています。

図書館も、ほんとにいっぱいです。
一階の自習コーナーは今まで見た中で一番の混み具合でした。
それを見た私はそのまま2階へ逃避。
2階は平和でした。
自習机の前の衝立てに貼ってある注意書き。
フィンランド語と英語の両方で書いてくれています。
上部は、本が汚れるから飲食禁止。
下部は、静かにしよう。

そして、図書館から一歩外に出ると・・・
もう秋、です。
森の木々も秋色になってきています。
一ヶ月前にはまだまだ30度近くまであったことが
信じられないくらいです。

フィンランドの秋と言えば、すっきりしない天気。
すっきりしない天気と言えば、雨。
雨が降り続いた後には・・・
森に出かける時期かもしれません。