2011年2月5日土曜日

Runebergin päivä

フィンランドの詩人で、現在のフィンランドの国歌の歌詞作者J.L. Runebergの誕生日は2月5日です。その日は、Runebergin päiväとなって、カレンダーにも示されています。
本来は、彼が示したフィンランド国への愛国心に感謝する日なのでしょうが・・・
私にとっては、年明けの1月から2月5日までの間だけ、お店で購入できるRunebergの奥さんが考案したというRunebergintorttu のほうがすごーく気になります。彼が毎日、朝ご飯に好んで食べたものらしいです。彼が甘い物好きで、何か甘いものはないか、と言われたときに、家にあるもので作ったのが始まりだそうです。というわけで、作り方はいたって簡単。粉・卵・バター類を混ぜ、オーブンで焼き、冷めたところに、ラズベリージャムとアイシングでデコレーションしてできあがり。これ専用の型もあるのですが、持っていないので、パウンドケーキの型に焼いて、切って作りました。これは好き嫌いがわりとはっきりしていて、好きな人は年中作るし、一年に一回で充分かなあと言う人も。


そして、Runebergin päiväが終わると、次に来る、お菓子関連の日は、Laskiainenです。
これは、キリスト教でいう謝肉祭で、復活祭となるPääsiainen(イースター)の7週間前の日曜日(今年は3月6日)から火曜日(3月8日)まで、しっかり食べて、それから復活祭まで断食をするという昔の慣習に沿ったものです。実際に断食をしている人を私は知りませんが・・・
そのLaskiainenに向けて、これからはLaskiaispullaというパンの中にアーモンドクリームと生クリームを入れたものが出ます。今年はまだ焼いていませんが、近々・・・

今日、ふと思いましたが、日本にも季節季節で甘いものが出回りますよね。
例えば、月見の団子、ひな祭りには桜餅、端午の節句には柏餅。
調べてみると、とらやのホームページに素敵な説明が。
とらやホームページ チェックしてみてください。
素敵です。ほんとに。