2011年7月24日日曜日

Kohta lähden Japaniin osa 3

「家のつくりやうは、夏をむねとすべし」徒然草第55段。吉田兼好。
日本では昔も今もこれが基本であるべきだと思います。
地球温暖化の影響で、その必要性は今まで以上に高くなっているのかもしれません。
冬なら着込んで着込んで、着込みまくってなんとかしのげますよね?!
たき火したりね。

フィンランドではどうでしょうか。
1年目の夏に実感したのは・・・風が通るような部屋の作りになっていない・・・
窓は3重になっています。

2010年の夏は異様に暑く、フィンランド中の扇風機が品不足になる。
それに懲りた友人パウリーナは2011年の初夏には扇風機を購入していました。
扇風機万歳!です。

冬には気温マイナス30度近くになるフィンランド。
なのに、室内は常に20度近くをキープ。
外出をするときは、室内の温かい空気を上着の中にためて行くので、
寒い!と感じることはめったにありません。
直接外気に触れている顔だけです。冷たいと感じるのは。
でも、動き出せば、ぽかぽかしてきます。
私たちのからだはうまくできています。

吉田兼好がフィンランドにいたら、
「家のつくりやうは、冬をむねとすべし」と書いたかも。

0 件のコメント: