2010年4月16日金曜日

Second life

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今学期後半になって授業が立て続けに始まっています。2月くらいにいろいろ始まってくれたらよかったのにーと少し思いつつ、仕方ないので黙って受けますが。
その授業の一つ、TMC(Technologically Mediated Communication)の授業がおもしろいんです。全部で6回くらいなんですが、それぞれの分野の若手の研究者たちが講義をしてくれます。オンラインゲームや、オンラインソーシャルネットワーク(facebookやmixiなど)、Twitterなどの出現によるジャーナリズムのあり方の変化などについてがテーマです。そして、昨日はSecond Life上での授業でした。最初はどんなものか分からなかったのですが、自分の部屋でインターネットを介して授業に参加しました。それも、場所はセカンドライフ上の大講義室。先生は、フィンランド人ですが、現在はアメリカのスタンフォード大学で研究をしている方なので、彼女は実際にはカリフォルニアにいて、セカンドライフ上で私たちと同じ会場にいて、講義をしてくれました。普通の授業のように、パワーポイントスライドがあり、質問は声にも出せるし、チャットのように書き込むこともできるという状況です。これなら、普段は質問が恥ずかしいという人でも、気軽にできるなあと感じる同時に、実際に教室にいる感覚を得ることができました。これからはこういう授業が増えるかもしれません。大きいのは、ゲストスピーカーの交通費を支給する必要がない!ということかもしれませんが・・・。まあ、とにかく今回は形式も内容もおもしろい授業でした。
統括は、私の指導教官で、もう学部長になるくらいの人で自分の親くらいの年代の人ですが、iPhoneで自分のスケジュール管理をしたり、新しい技術などにすごく通じています。
実はここに来るまで、テクノロジーというものに全く興味が湧きませんでした。というか、自分はアナログ人間でいいんだ!と勝手に思っていましたが、ここでの授業に参加したり、高校の授業を見学させてもらったりして、少しずつ、その考えは変化しています。時代が変わって、それが良い方に向かうなら、新しいものをまずは知ることから始めていくことが大事だと思い始めています。

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